【履歴書・職務経歴書】写真の撮影の仕方・サイズ・貼り方
This post is also available in English
日本で仕事を探す際に必要となる「履歴書(りれきしょ)」には、基本的に写真を添えます。最近は「写真不要」の指示がある企業も増えましたが、指示がない場合は必ず写真を添えなければなりません。面倒に感じるかもしれませんが、写真の撮り方や貼り方に気をつけるだけで、採用担当者に好印象をもってもらえる可能性があります。そこで今回は、履歴書に貼る「写真」について詳しくご紹介します。
コンテンツ
どうやって撮影する
履歴書には、3ヶ月以内に無背景で真正面から撮った画像が必要です。
最近はスマホでも撮影できるアプリがありますが、写真屋で撮影してもらうか、証明写真機を利用するほうが確実です。メール添付で利用する可能性も考慮して、撮影した画像をデータで受け取れるサービスを選びましょう。
証明写真機の使い方は「履歴書に貼る証明写真の撮り方」を参考にしてください。
写真のサイズ
提出する履歴書がどんなサイズでも、紙で提出する場合の写真サイズは「幅3cm×高さ4cm」です。写真屋で撮影すると、このサイズに切ったものが受け取れます。証明写真機を利用した場合は、丁寧に切り抜きましょう。
データで提出する場合は、事前に、画像サイズ・容量・ファイル形式の3点を、企業側に確認します。指定がない場合は、「幅3×高さ4」の比率で、2MB以下になるように、JPGかPNGで保存するとよいでしょう。
写真の貼り方
紙に貼る際は、指定の位置からはみ出たり曲がったりしないように注意しましょう。履歴書から剥がれた場合に備え、写真の裏には名前と撮影日を記入しておくとよいでしょう。
データで提出する場合は、指定の位置に画像を貼り付けて保存します。
ココに注意すると好印象
- 歯を見せないように口は閉じたまま、両方の口角を上げるように微笑みましょう。不機嫌な表情は避けましょう。
- 背筋を伸ばし、両肩の高さを揃えるように、まっすぐ正面を向きましょう。上目遣いや見下ろす角度にならないように、少しあごを引くと良いでしょう。
- ほんの少し余白ができるように撮影しましょう。
- 背景は、白・水色・グレーのいずれかが基本です。アプリで撮影する際は、無背景になるように注意が必要です。
- 黒またはネイビーのスーツに、白い無地のシャツがベストです。ネクタイや襟が乱れていないか必ず確認しましょう。アクセサリー類は外します。清潔感のあるナチュラルメイクにしましょう。
- 普段メガネをかけている場合は、かけた状態で撮影します。レンズに光が反射しないように気をつけましょう。印象の強すぎる色や形、レンズに色がついているものは避けることをオススメします。
- 表情がはっきり分かるように、前髪が目や眉にかからないようにしましょう。
- サイドの髪が顔にかからないよう、耳にかけると表情が明るく見えます。ロングヘアの場合は、後ろで一つに結びましょう。
まとめ
今回は、履歴書に貼る「写真の撮り方や貼り方」をご紹介しました。外国の方の場合、履歴書に写真を貼ることに抵抗を感じるかたが多いと思います。日本でも写真不要の企業が増え始めましたが、まだまだ写真が必要です。ルールを守るだけで好印象を得られるポイントなので、なるべく守るようにしてみましょう。次回は履歴書の学歴・経歴欄について説明します。