結婚式の正しいマナー!招待状の返信の書き方【画像で解説】

2019-04-26 マナー

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日本で暮らしていると、お友達や職場の人から結婚式に招待される機会があるかもしれません。祝福ムードに包まれた結婚式。新郎新婦の幸せを心からお祝いしたいですよね。

楽しい気分で結婚式に参加するために、是非とも知っておきたいマナーがあります。そこで今回は「招待状に返信する方法」についてご紹介します。

いつまでに返信する?

結婚式の招待状が届いたら、同封されている返信用のハガキで、出席もしくは欠席の返事をします。

出席する場合

「喜んで伺います」という気持ちも伝えるため、なるべく早めに返信します。基本的には2~3日以内、遅くとも1週間以内に、ハガキを投函しましょう。電話やSNSでお祝いや出席を伝えた場合も、正式な回答として、必ずハガキで返信することが必要です。

欠席する場合

早すぎると、検討もしないで欠席を決めたような印象を与え、遅すぎると、先方の準備に差し支えます。事前に電話で欠席するかもしれないことを伝え、ちょうど1週間あたりを目途に、正式な回答としてハガキを投函しましょう。

出席できるか不明な場合

まずは電話で返信が遅れること、返信できるのがいつ頃になるのかを伝えます。先方の準備に差し支えるので、なるべく早くスケージュールを調整して、返信しましょう。

返信ハガキの書き方

筆か万年筆を用意する

返信用のハガキには、筆もしくは黒の万年筆で書きこみます。ボールペンでもかまいませんが、必ず黒いインクを選びましょう。

表面(宛名面)の書き方

ハガキ表面には、通常、返送先の住所と名前が印刷されています。宛名の下に「行」もしくは「宛」と記載してある場合は、そのまま返送すると失礼にあたります。「行」もしくは「宛」を二重線で消し、横もしくは下に「様」と書き直しましょう。

裏面(通信面)の書き方

  1. ハガキ裏面には、一般的に、結婚式の出欠、名前、住所を書く欄が設けられています。「御」や「芳」は敬語です。残したまま自分の名前を書くと、自分に敬語を使うことになるので、二重線で消しましょう。
  2. 出席もしくは欠席に○を付け、空いているスペースに、メッセージを添えます。句読点をつけるのは「分ける」という意味で縁起が悪いので、使わないようにしましょう。
  3. 住所と名前を記載します。名前はカタカナで縦書きにしましょう。

【出席の場合】
出席もしくは欠席に○を付け、空いているスペースに、お祝いのメッセージを添えます。

【欠席の場合】欠席に〇をつけ、空いているスペースに、欠席の簡単なお詫びとお祝いのメッセージを添えます。特に喪中の場合は、欠席の理由を書かないようにしましょう。

友達なら返信ハガキアート!

最近では、シールやイラストを使って返信ハガキをデコレーションする「返信ハガキアート」も流行っています。マナー違反ととられる可能性が高いので、結婚式に出席し、新郎新婦がとても親しい友人であり、加えて返信先の宛名がその友人本人である場合に限られますが、条件があえば挑戦してみるとよいでしょう。

基本のルールは同じです。文字を消すのに、二重線ではなくシールを使ったり、空いているスペースにイラストを組み込んだりして、デコレーションします。SNS検索して、参考にしてみてくださいね。

ただし、最優先すべきは1週間以内に返信すること。くれぐれも凝りすぎて返事が遅れないように注意しましょう!


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