日本食:とんかつの作り方・食べ方

2020-05-11 その他
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「とんかつ」は、日本語の「勝つ」と同じ発音を含むことから「受験や勝負に勝つ」「困難に打ち克つ(うちかつ:乗り越える・克服する)」など、縁起のよい食べ物としても人気があります。お店で食べることもできますが、家庭料理でも非常に人気が高い定番メニューです。今回は、とんかつについてご紹介します。

とんかつとは?

厚く切った豚肉に、小麦粉・卵・生パン粉をつけて揚げた料理です。豚肉には、ロース肉やヒレ肉を使います。スーパーなどでは、「とんかつ用」にスライスした豚肉が売られています。世界中に似たような料理がありますが、実は日本で独自に進化した料理です。

とんかつの起源

明治時代に、東京銀座の洋食店「煉瓦亭」がポークカツレツを提供したのがはじまりといわれています。フランス料理の「コートレット」を、日本人が発音しやすいように「カツレツ」と呼んだようです。最初はバターで炒めていましたが、天ぷらをヒントに、小麦粉・卵・パン粉をつけて揚げる料理法が誕生しました。千切りにしたキャベツを添えるようになったのも、煉瓦亭が発祥です。

また日本語では豚を、漢字の読みから「とん」と表現することがあります。そのため後に、豚を使ったカツレツを「とんかつ」と呼ぶようになりました。

作り方

  1. 揚げた時に肉が反り返って縮まるのをふせぐため、豚肉は筋を切ります。
    包丁の背でたたき、塩とこしょうで下味をつけましょう。
  2. 薄力粉、溶き卵、生パン粉の順に、衣をつけます。
  3. 170℃に熱した油に静かに入れましょう。衣が固まるまで、さわらないようにします。
  4. 表面に色がつき始めたら、静かにひっくり返します。
  5. 最後に油の温度を180℃に上げて、全体がきつね色になったら取り出しましょう。揚げる時間は、全体で2~3分です。
  6. 揚げた豚肉は、バットに立てかけ、油を切ります。そのまま3分くらい置いて、余熱で蒸らします。肉が厚いときは、蒸らす時間を増やしてください。
  7. 幅2cmぐらいの大きさに切ってから盛り付けます。

食べ方

一般的には、キャベツの千切りを添え、ウスターソースやとんかつソースをかけて食べます。とんかつソースは、スーパーなどで購入することができます。お好み焼き用のソースを使う場合もあります。

オススメ調味料

ソースのかわりに、さまざまな調味料による味付けが楽しめます。好みの調味料を探してみましょう。

  • 醤油をかける
    大根おろしを添えたり、ポン酢や酢を混ぜたりすることもあります。
  • 少しふりかける
    塩、山椒、七味唐辛子(しちみとうがらし)、カレー粉 など
  • 少しつける
    練りからし、練り梅、柚子胡椒(ゆずこしょう) など
  • かける
    レモンのしぼり汁、醤油、味噌だれ、胡麻だれ、マヨネーズ、ケチャップ、デミグラスソース、トマトソース、スイートチリソース など

アレンジレシピ:かつ丼

  1. 三つ葉を幅2cmぐらいに切っておきます。
  2. 薄くスライスした玉ねぎとめんつゆと水を鍋に入れ、中火で熱します。
  3. 玉ねぎがしんなりしたら、切ったとんかつと溶き卵を入れます。
    すぐに蓋をして火を止め、1分蒸らします。
  4. 丼(どんぶり:厚みのある深めの食器)に、温かいごはんを一人分よそいます。
  5. ごはんの上に、(3)を一人分のせて、三つ葉をのせます。

アレンジレシピ:カツカレー

ごはんの上にとんかつをのせ、カレーをかけます。

アレンジレシピ:カツサンド

  1. トーストした食パンに、ソースとケチャップとマスタードを塗ります。
  2. 千切りにしたキャベツやレタスと、とんかつを食パンではさみ、軽く押さえます。
  3. ラップして、まな板などをのせ、10分ぐらい置いておきます。
  4. ラップを外して、好みの大きさに切りましょう。

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