着物の種類と特徴

2020-04-23 その他
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着物は日本の伝統的な衣装です。第二次世界大戦後、洋服が主流になるまで、日本では着物が一般的な衣装でした。着物には、さまざまな種類があります。今回は、主に女性用の着物の種類についてご紹介します。

着物の種類

着物には、さまざまな種類があり、TPOに応じた着物を選ぶ必要があります。夏になると目にする「浴衣(ゆかた)」も、着物の一種です。

黒紋付(くろもんつき)

黒紋付とは、紋(もん:各家のしるしとして定まっている図柄)が5箇所に入った黒無地の着物のことをいいます。着物の中で最も格式が高く、主に冠婚葬祭で着用します。

振袖(ふりそで)

未婚女性の礼装です。華やかな絵羽模様(えばもよう:和服の縫い目にまたがる大柄の模様)と長い袖が特徴です。袖の長さで、さらに種類が分かれます。

大振袖(おおふりそで)

振袖の中で一番格式が高く、本振袖(ほんふりそで)ともよばれます。袖丈が約114cmもあります。結婚式で花嫁が着る婚礼衣装に使われます。

中振袖(ちゅうふりそで)

次に格が高いのが中振袖です。こちらは約100cmの袖丈で、足首くらいまで届きます。成人式に参加する人が着る衣装に使われます。

小振袖(こふりそで)

小振袖の袖丈の長さは約85cmです。卒業式などで、袴(はかま:着物の上に着る腰から足までを覆う衣服)と一緒に着用します。

留袖(とめそで)

既婚女性の礼装です。主に結婚式などフォーマルな場で着用します。黒留袖(くろとめそで)と色留袖(いろとめそで)の2種類があります。

黒留袖

黒地に、裾にだけ模様が入っているデザインが特徴です。黒紋付と同じように、紋が5箇所に入っています。祝い事でのみ着用できます。

色留袖

黒地以外の留袖を色留袖といいます。こちらも裾にだけ模様が入っていますが、紋を入れる数は5箇所、3箇所、1箇所、ゼロとさまざまです。こちらは既婚女性だけでなく、未婚女性も着ることができます。祝い事でのみ着用できます。

訪問着(ほうもんぎ)

訪問着は色留袖と似ていますが、上半身から模様が入っています。また淡い色がよく利用されます。色留袖がカジュアルな場にふさわしくないとされるのに対し、訪問着は祝い事で幅広く着用できます。

小紋(こもん)

外出着として代表的な着物で、全体に小さな模様が繰り返し入ったデザインが特徴です。多種多様な柄があるため、幅広い用途で着用できます。

浴衣(ゆかた)

最もカジュアルな着物です。現在でも、夏場のちょっとした外出着として親しまれています。これまで紹介した着物との最大の違いは、着物を着る前に、長襦袢(ながじゅばん:着物の中に着る白いインナー)などを着る必要がない点です。浴衣だけで着用できます。一般的に、足袋(たび)を履く必要がある草履(ぞうり)ではなく、素足のまま履ける下駄(げた)を履きます。

着物以外に必要なもの

着物を着る時に必要なアイテムは、帯だけではありません。最低限必要な小物を紹介します。

長襦袢

着物を着る前に、肌着として着用します。

帯締め(おびじめ)

帯の中央に締めるベルトのようなもので、帯を押さえる役割を果たします。

足袋

靴下のかわりになるアイテムで、つま先が二股に分かれています。

草履・下駄

さまざまな材質の草履や下駄があります。それぞれのシーンにふさわしいものを選びましょう。

バッグ

巾着(きんちゃく)や手提げのついたものなど、さまざまなデザインのバッグがあります。それぞれのシーンにふさわしいものを選びましょう。


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