タクシーの乗り方ガイド!乗車・降車方法を徹底解説

2019-05-29 その他

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日本で移動する時は、電車やバス、または自家用車での移動が中心となると思います。しかし電車やバスでは行きにくい場所、時間がないときなどは、タクシーを利用する機会があるでしょう。今回は日本のタクシー乗り方をご紹介します。

タクシーの乗り方

駅などにあるタクシー乗り場を利用する

駅や空港、ホテルや観光施設などには、タクシー乗り場が設置されている場合があります。

走っているタクシーを止める

走っているタクシーを止めて乗車することができます。歩道から手を挙げてタクシーに合図しましょう。ただし、交差点の近くや横断歩道など、危険な場所は避けましょう。

タクシーの助手席側の電光掲示板に「空車」もしくは「割増」と表示されていれば乗ることができます。それ以外の文字が表示されているタクシーには乗れません。

タクシーの車の上についている「行燈(あんどん)」と呼ばれる社名表示灯が点灯していれば、乗ることができるので、夜はそちらで判断するとよいでしょう。

タクシーを呼ぶ

現在地の最寄のタクシー会社に電話するか、タクシー配車アプリを使ってタクシーを呼びましょう。タクシー配車アプリはアプリごとにサービスエリアと利用可能な支払方法が異なるので注意が必要です。ともに迎車料金が発生する可能性があります。

事前に予約する

事前に予定がわかっているときは、予約しておくこともできます。タクシー会社に電話するか、インターネットで予約しましょう。一般的に直前では受け付けてもらえないので、早めに予約しましょう。こちらも迎車料金が発生する可能性があります。

タクシーに乗車する

なんと日本のタクシーは、後部座席左側のドアが自動で開閉します!運転手さんがドアを開けてくれますので、邪魔にならない位置で待ちましょう。自分で開いてはいけません。また座席に座った後も、自分で閉じてはいけません。人数が多く、助手席にも座る必要がある場合のみ、自分でドアを開閉します。スーツケースなど大きな荷物がある場合は、ドアが開いたときに伝えましょう。トランクを開けてくれます。乗車したらシートベルトを締めて行先を伝えます。

タクシーの料金

タクシーのドアに、初乗の距離と運賃が書かれたシールが貼ってあります。初乗運賃とは、どんな距離の利用でも必ずかかる定額料金です。地域やタクシー会社によって、初乗りの距離と料金が違いますので、タクシーに乗る場合は確認しましょう。初乗距離を超えた場合は、距離に応じて料金が加算されていきます。22:00~5:00(地域によっては23:00~5:00)に利用する場合は、割増料金になりますので注意しましょう。

なお、ほとんどのタクシーのドアには、利用できる支払方法のシールが貼ってあります。クレジットカードや電子マネーなどを利用したい場合は「乗車する前」に確認しましょう。

その他の料金例

  • 高速料金:高速を利用する場合は、別途必要となります。
  • 迎車料金:タクシーを呼んだり予約したりした場合は、必要となる場合があります。
  • 待ち料金:客の都合で待機してもらった場合が、必要となる場合があります。

料金を支払う

目的地に到着したら料金メーターに表示されている料金を支払います。高速料金など別途料金が必要な場合は、合算して支払います。お釣りがある場合は、お釣りを受け取りましょう。

現金による支払いの場合、領収書は必ず受け取りましょう。クレジットカード利用の場合も、クレジット利用と書かれた領収書か、利用伝票を受け取りましょう。経理処理に利用できるだけなく、タクシー内に忘れ物をしたときに役に立ちます。

タクシーを降車する

料金の支払いが完了したら、忘れ物がないか確認して降車しましょう。後部座席のドアは、乗車時同様、「自動で」ドアが開きます。自分で開いてはいけません。またタクシーを降りた後も、自分で閉じてはいけません。助手席に座っている場合のみ、自分でドアを開閉しましょう。

タクシーを降りるときは「ありがとう」と伝えると喜ばれますよ。


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