日本で働くなら知っておきたいタクシーでのビジネスマナー

2019-03-26 マナー , 働く
Living in JAPAN JOBS
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日本で働く際、タクシーを使う機会が多い職種もあると思います。タクシーにもビジネスマナーがあることを知っていますか?

例えば座席。日本独特の「上座・下座」がタクシーにも存在します。日本人の間でも意見が分かれ、職場や状況によって上座・下座に対する考え方は変わりますが、基本を押さえておけば、いざという時、困りません。

今回は、いざという時に役立つ「タクシーに関するビジネスマナー」についてご紹介します。

上座と下座とは?

上座(かみざ)、下座(しもざ)は、自分より目上の方に最良の席を譲ることで敬意を示す「おもてなし」のマナーです。上座は目上の方(上司など身分の高い人、お客様)が座る場所で、下座はその反対、目下の者(部下など身分の低い人、接待をする側の人)の場所とされています。基本的には、入口から遠いところが上座となります。

タクシーは、どこが上座で、どこが下座?

一般的に、タクシーでは後部座席の右側が上座です。
日本の車線は左側通行のため、タクシーには左側から乗車します。入口から一番遠いこと、慌てることなく落ち着いて乗り降りができることなどが理由とされています。また日本のタクシーには右ハンドルの車が多いため、運転手の視線を気にせず、いちばん快適に過ごせる場所であるとも考えられています。

次いで、後部座席の左側、後部座席の真ん中と続き、助手席が下座となります。後部座席の真ん中は狭いので、3人の時には利用せず、4人のときのみ利用します。

だれが上座で、だれが下座?

タクシーに同乗する人の中で、目上の人から順に、上座に座ります。

同乗するのが社内の人だけの場合

役職が高いほうから順に上座となります。例えば、部長・課長・平社員が同乗する場合は、部長が後部座席の右側、課長が後部座席の左側、平社員が助手席となります。同じ役職の人がいる場合は、年齢や立場の高いかたを上座とします。

お客様も同乗する場合

お客様が上座となり、次いで社内の役職順に座ります。例えば、課長職のお客様と、自社の社長が同乗する場合も、あくまでお客様を目上の存在として扱います。

「こだわりすぎない」もマナー

上座や下座にこだわりすぎてもいけません。例えば、お客様の足が不自由なのであれば乗り降りしやすい後部座席の左側のほうがよいかもしれません。その場合は「手前の席のほうがよろしいですか?」と尋ねてみましょう。一言そえることで「マナーを知ったうえで、気遣っている」ことが相手にも伝わります。

レディーファーストの精神で、お客様から上座をすすめられることもあります。その場合は、一度だけ「いえ、どうぞ(お先に乗車ください)」と断ります。それでも勧められたら、こだわることなく「ありがとうございます」と言って、タクシーに乗り込むようにしましょう。

一番下の立場の人がやるべきこと

タクシーを止める

路上でタクシーを捕まえることが分かっている場合は、お客様や上司より少しだけ早く行動して、タクシーを止めておきましょう。あまり早すぎてもタクシー運転手に迷惑です。後続の車に迷惑をかける場合もあります。お客様や上司の行動を「少しだけ先読み」するとよいでしょう。

「どうぞ」の一言で、スムーズな乗車を

タクシーに乗り込む際は、下の立場の人が、目上の方に「どうぞ(お先に)」と声をかけると乗車がスムーズになります。

行先を告げる、料金を支払う

タクシーに乗ったら、運転手に行先を告げます。

目的地に着いたら、料金を支払い、領収書を受け取ります。経理上で必要になるだけではなく、タクシーに忘れ物をした際の問い合わせ先も記載されているので、失くさないようにしましょう。

タクシーのマナーを知って、素敵にエスコートしましょう

タクシーに関するビジネスマナーは、組織や会社、そのときの状況によって変わります。しかし、基本を押さえておけば、臨機応変に対応できるはずです。同乗するかたを、素敵にエスコートしてみませんか?


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