ハイテクすぎる日本のトイレはグレートなのか?大きなお世話か?

2019-02-08 暮らす
Living in JAPAN JOBS
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生活に絶対に必要でありながら、表舞台には決して立つことのなかったトイレ。
しかし日本のトイレはその常識を覆し、最もハイテクを駆使した豪華でリラックスできる空間として、日本を訪れた外国人の間で話題になっています。
今回は、今や日本の観光スポットの一つとまで言われるようになった、日本の至れり尽くせりハイテクトイレについてご紹介しましょう。

日本のトイレは、キレイ、無料、その上にハイテクだ

海外から日本を訪れた人がよく口にするのは、日本のきれいさ。
なかでもトイレのきれいさについては、多くの人々から賞賛を受けています。
こんなにいつも清潔に保たれ、トイレットペーパーまで用意されているトイレが無料であるということも、外国の方にとっては驚きでしょう。

「きれいで、無料」それだけでも世界的にはかなり希少なのですが、日本のトイレではそれだけではありません。
ハイテク機能が満載でリラックスできるプライベート空間、それが日本のトイレです。

多機能すぎる日本のトイレ

では、日本のトイレにはどんな機能が備わっているのか、具体的に説明していきましょう。

トイレ用擬音装置

トイレ用擬音装置とは、ボタンを押すと流水音などが流れる装置。
これ、トイレを利用している音を聞かれたくない人のためのもの。
日本人の中にはトイレを利用している音を聞かれるのが恥ずかしいと思う人が多いのです。

この装置が設置される以前は、音消しのために何度も水を流す人が多くいました。それでは水が無駄になるということで開発されたのがこの商品。

トイレの壁や、便座横にボタンがついていて、それを押すと水の音などが流れる仕組みです。 この水音などがトイレを利用している音を消してくれるため、隣の人に聞かれる心配する必要がなく、安心して用をたすことができます。

保温便座

冬に日本を訪れ、トイレの便座の温かさに感動する人も多くいます。

暖房便座とは、電源を入れて、便座を適温に維持するというもの。
暖房便座があれば、寒い冬でも恐る恐る便座に座る必要はありません。
ぬくぬくの便座でリラックスしてトイレを利用することができるのです。

温水洗浄便座

多くの外国人が日本で驚嘆の声を発するのが、温水洗浄便座でしょう。
温水洗浄便座とは、ボタン操作することで、便座に設置されたノズルから温水が発射され、おしりや女性のデリケートゾーンを洗浄します。

温水洗浄は、私たちのおしりやデリケートゾーンを清潔に保ち、感染症を予防し、痔などの疾病の悪化を防いでくれるもの。

乾燥機能がついている便座もあり、水洗浄の後、温風乾燥までしてくれるというのですから驚きです。
一度使い始めるとその、快適でそれなしではいられないという人も多くいます。

にも関わらず、温水洗浄便座は実はあまり海外では普及していません。
その理由としては、欧米諸国では、日本と違いカルシウムを多く含んだ硬水であるエリアが圧倒的に多く、精密機器である温水洗浄機に適さないことや、バスルームに電源が確保できないことなどが挙げられます。

温水洗浄便座は水が豊富な上に水質の問題がなく、電源がトイレの室内に確保できる日本ならではの機能といえるかもしれません。

自動洗浄

日本のトイレはトイレの流し方も多種多様。
トイレによって洗浄ボタンが違うため、日本人でも迷うことがあるくらいです。

昔からよくあるのは、水タンクの側面についているレバーを回したり、水タンクの上のボタンを押したりするタイプ。
最近はタンクがないタイプのトレイも多く、その場合は便座の横や壁に洗浄ボタンやセンサーパネルがついています。

最近では、何もしなくても、便器から立ち上がったことを勝手にセンサーがサーチして、自動洗浄するものもあります。

自動洗浄になっていることを知らない人は驚いてしまうかもしれません。

自動開閉便座

水が自動で流れるだけでなく、勝手に便座の開閉をしてくれる機能がついているものもあります。

人体感知センサーが働き、トレイの中に人が入り便座に近づくと感知して便座のフタを自動で開け、用がすんで便座を離れると自動でフタを閉めてくれるのです。

自動洗浄に、自動開閉が加われば、ほとんどトイレに触ることなく利用することが可能になります!
至れり尽くせりとは、まさにこういう状況のことをいうのではないでしょうか!

トイレの水を流すのをお忘れなく

トイレ先進国とまでいわれる日本のハイテク多機能トイレは様々な国の人から賞賛を得ています。
清潔で快適であることを重視し、人が行う作業を極限まで減らしたハイテクトイレ、それが日本のトイレです。

しかし、ハイテク機器は、人の機能を退化させる危険性もはらんでいます。

使わない機能は衰えるもの。

いつもトイレに自動で水を流してもらっていると、トイレの水を流すという作業を忘れしまうかもしれません。

日本の至れり尽くせりハイテクトイレは素晴らしいのか、それとも「大きなお世話」か?

皆さんはどちらだと思いますか?


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