なぜ日本ではチップが不要なのか?気になる理由を徹底紹介!

2018-12-21 その他
Living in JAPAN JOBS
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日本ではチップを渡す習慣が無いことを知っていますか?

欧米などでは、サービスを受けた時に相手に対してチップを渡す習慣がありますね。ホテルでの宿泊やタクシーの利用、レストランの利用など、日常のあらゆる場所でチップを渡すことが日常で行われています。観光旅行でバスのドライバーやツアーガイドに対してもチップを支払うのがマナーの一つともなっていますね。

しかし驚くことに日本では、サービスを提供してくれた人にチップを渡す習慣がありません。日本のレストランやホテルを利用して、チップを渡そうとしたが受け取ってもらえなかった。レストランのテーブルにチップを置いて帰ったら、従業員が追いかけてきてチップを返しに来た。など、日本人がチップを受け取らないことに疑問を感じた方も多いことでしょう。

日本ではチップを支払う習慣は馴染みの無いものとなっているので、『チップ』というものを良く知らない人もいます。なぜ、日本ではチップが不要なのでしょうか?チップを払わなくても最高の『おもてなし』をしてもらえるのでしょうか?今回は、気になる理由を紹介します。

日本ではチップを渡す必要はありません。その理由は?

サービスの利用代金の中に『サービス料』が含まれている

日本でサービスを受ける際に支払うお金の中には、サービス料が含まれています。チップとしてお金を渡されなくても、サービス料はサービスの利用代金、または商品代金の中に含まれているものです。従業員たちは無意識のうちにチップを受け取っているということなので、わざわざお札や小銭を出してチップを支払う習慣が無いのです。

日本の給与は「チップに頼らない」が前提

チップの慣習がある国では、サービス業の最低賃金が安く設定されています。そのために、チップをもらうことで生計を立てることが当たり前となっています。しかし日本のサービス業の給与体系は、チップをもらわない前提で金額が設定されているのです。

チップを渡さなくても、日本のサービスが丁寧な理由は?

おもてなしの精神で

日本のホテルやレストランを利用すると、対応の丁寧さと過剰ともいえるサービス精神に驚きを見せる方が多くみられます。チップを受け取っていないのに、親切に対応するなんて割に合わないのではないか?と疑問に感じるかもしれません。

日本には「おもてなし」の精神で、お客様を第一に考えて行動するという従業員教育が一般的に行われています。またお客様が満足することによって評判があがり、次回利用や新規顧客の獲得にもつながることは、利益につながります。

チップという形で個人的にお金を得ることが目的ではなく、自分たちのサービスによってお客様に満足していただき、末永く愛されるために、丁寧で親切なサービスを行う店舗が多いのだと考えれば、理解しやすいと思います。

チップを渡せなくても、感謝の気持ちを伝えるには?

チップを受け取ってもらえない場所が多い

日本でサービスを提供する場所では、従業員は利用料金以外のお金を受け取ってはいけないという決まりを設けていることもあります。チップを渡そうとしても、断られることが大半です。チップを断られたら、無理強いせず、言葉や手紙などで感謝の気持ちを伝えましょう。

感謝の言葉や文章が最も嬉しい

日本で手厚いサービスを受けて、嬉しい気持ちになったとしたら?笑顔で感謝の言葉を口にするだけで、日本の従業員たちは喜んでくれます。言葉に出すのが恥ずかしいのであれば、一言でよいので手紙を残すことも良い方法です。

また、サービスを提供する場所によってはアンケート用紙が設置されているところもあります。アンケートに感謝の気持ちやサービスの感想をつづると、従業員の今後の仕事の励みになりますし、サービスの向上にも役立つことができます。お世話になった従業員が名札を付けていたら、その人の名前を書いてあげると特に喜ばれます。上司の評価が上がるなど、メリットが大きいのです。

サービスを受けた場所のホームページの問い合わせフォームに記入する、メールで送信する方法もあります。お好みのやり方で、感謝の気持ちを伝えてみませんか?

チップの有無でサービスの質は変わりません

いかがでしたでしょうか?チップを渡さなければ愛想が悪い、十分なサービスをしてもらえないなんてことを心配する必要はありません。感謝の気持ちを持って接すれば、サービス業に従事する人たちは喜んで『おもてなし』してくれることでしょう。日本人のこの考えを知っておきながら、観光やレジャーを楽しんでくださいね。


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