賃貸契約時に必要なものリスト(必要書類・費用)

2019-06-13 暮らす

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日本に住む外国人の数が増えているとはいえ、不動産情報は日本語中心で入居審査も厳しいのが現状です。以前、外国人の方が日本で家を借りるために知っておきたい「賃貸契約の流れ」をご紹介しました。今回は「家を借りるときに(賃貸契約時)に必要な書類と費用」をご紹介します。なお専門家として、神奈川県を中心に賃貸や売買の仲介を行う「エヌアセット」様にお話を伺っています。

家を借りるときに必要な書類

  • 身分証明書写し(運転免許証、健康保険証など)
  • 在留カードもしくはパスポート
  • 学生の場合:学生証
  • 社会人の場合:収入証明書の写し(源泉徴収票の写し、給与明細書など)
  • 住民票(管理会社によっては、不要な場合もあり)
  • 印鑑(場合によっては、銀行印も必要)
  • 銀行通帳もしくはキャッシュカード

連帯保証人

契約者本人が病気など何らかの事情で家賃を支払えなくなった時、支払いを肩代わりする

人のことを「連帯保証人」といいます。一般的に両親・親族が保証人になります。外国人で、頼める家族が日本にいない場合は、勤務先の会社や、支払い能力がある人が必要となります。

【連帯保証人をつけてもらう時】

外国人が日本で家を借りる時は、基本的に保証会社に加入する必要があります。しかし、管理会社によっては、保証会社に加入し、さらに日本国籍の連帯保証人も求められる可能性があります。

【連帯保証人に提出してもらう書類】

  • 身分証明書写し
  • 収入証明書写し
  • 印鑑証明書

必要書類の取得で注意すること

  1. まだ日本に来ていない人は、在留カードを持っていないため、かわりに在留資格認定証明書の提出が必要です。
  2. これから仕事をする人は、収入証明書がないため、かわりに内定通知書又は雇用契約書の提出が必要です。(管理会社によっては、内定通知書もしくは雇用契約書に、見込収入の記載が必要な場合もあります。)
  3. 住民票は、基本的に現住所のものが必要です。

契約に必要な費用

  • 敷金・礼金は、それぞれ家賃の1ヵ月分
    ※物件により、さらに1ヵ月、もしくは無になる可能性があります。
  • 仲介手数料:家賃の1ヵ月(税別)
  • 保証会社費用:総賃料50%~100%
  • 火災保険料:2年間14,000円~22,000円
  • 鍵交換代:15,000円~25,000円(税別)
  • その他雑費:20,000円前後(消毒代、24時間安心サポート費用 等)

用意・申告できるものから準備しておこう

家を借りるには、資料や費用など準備が必要です。利用する仲介会社や家が決まってからでも問題ありませんが、その頃には引越の準備も始まります。取得するのに、時間がかかる書類もあります。

すぐに用意できるもの、すぐに申告できるものだけでも、早めに準備を開始しましょう。

エヌアセット

賃貸や売買の仲介・管理業務と、不動産を総合的に取り扱う。外国人スタッフが在籍しているので、英語や中国語での対応が可能です。
http://www.n-asset.com/

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