日本のスーパーの特徴と買い物方法

2020-02-09 暮らす

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日本でも、スーパーで食品を購入することができます。日用品や化粧品、文房具などを販売しているスーパーもあります。ただし日本には、まとめ買いをすることが少なく、こまめに買い物をする習慣があることなどから、海外のスーパーとは異なる点があります。今回は、日本のスーパーで買い物する方法をご紹介します。

買い物かごを使う

日本では一般的に、店の棚から欲しい商品を選んだら、買い物かごに商品を入れます。たくさん購入する場合も、まずは商品を買い物かごに入れ、買い物かごをカートに置きます。ただし、飲料などのケースや、ティッシュペーパーやトイレットペーパーのセットなど、大型商品については、直接カートに入れても問題ありません。カートの大きさは、全体的に小さめですが、大きいものが用意されている場合もあります。購入する量にあわせて選びましょう。
* 一部、買い物かごを使わず、直接カートに入れるスタイルのスーパーもあります。

量り売りは少ない

一般的なスーパーでは、野菜や果物は1個もしくは1袋、肉や野菜は1パック単位で値段が表示され、販売されています。肉や惣菜などの量り売りをするスーパーもありますが、ほとんどの食品が、すでにパッケージされているものを購入します。6個入りの卵や、500ccの牛乳など、一人暮らし用に便利なパッケージもあります。

レジの列に並ぶ

レジに並ぶときは、割り込まず、列の一番後ろに並びましょう。希望する支払方法もしくはレジの種類などで、列が分かれている店舗もあります。レジのまわりに掲示されている表示を確認してから並びましょう。

レジの種類

以前は有人レジが多い傾向にありましたが、最近はフルセルフレジやセミセルフレジを導入している店も増えています。フルセルフレジやセミセルフレジには、多言語対応のものもあります。

商品登録精算
有人レジ店員店員
フルセルフレジ
セミセルフレジ店員

有人レジ

有人レジでは、買い物かごやカートから商品を出して並べる必要はありません。自分の前の人の商品登録が始まったら、買い物かごに商品を入れたまま、台に置いてください。店員が買い物かごから商品を取り出し、商品スキャンしながら、精算後の買い物かごに商品を移していきます。精算前と精算後がひと目で分かるように、かごの色を分けている店もあります。商品名・個数・金額を読み上げてくれる場合もあります。商品登録が終わったら、店員に料金を支払いましょう。

フルセルフレジ

買い物かごを台に置きます。買い物かごを置く台と反対側に、持ち帰る袋を引っ掛けるフックがあります。買い物かごから商品を取り出し、ひとつずつ、商品のバーコードをレジにかざします。登録されると、ピッという音とともに、商品の名前・数量・金額がディスプレイに表示されます。登録した商品は、そのままバッグに詰めましょう。すべて登録したら、精算ボタンを押します。支払い方法を選び、精算します。バーコードのない商品や、バーコードを読み取りにくい商品など、困ったら近くにいる店員に尋ねましょう。

セミセルフレジ

有人レジと同じく、店員が商品登録を行います。登録が終わったら、隣の精算機で支払います。

レジ袋有料化

精算が終わったら、レジの後ろの台に移動し、購入した商品をレジ袋やエコバッグに自分で詰めましょう。使った買い物かごやカートは決められた場所に戻します。有人レジでは、店員が袋に入れてくれる場合もあります。

以前は商品を購入すると、レジ袋(持ち帰るためのビニール袋)が無料でもらえました。しかし最近はレジ袋を有料化する店や、エコバッグを利用する人が増えました。また2020年7月からは法律により、レジ袋有料化が義務づけられます。買い物の際はエコバッグを持っていきましょう。エコバッグを持っていないときは、レジ袋をレジで購入しましょう。

https://www.meti.go.jp/press/2019/12/20191227003/20191227003.html


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