日本の伝統食材、梅干しとは?

2019-08-29 その他
Living in JAPAN JOBS
Living in JAPAN JOBS

This post is also available in English

塩漬けにしたウメの果実を、天日干して作る保存食です。日本の伝統的な梅干は、非常にすっぱくて、同時にしょっぱい、独特の味がします。おにぎりの具やご飯のお供として、また健康食品として、古くから愛されてきました。

今回は、梅干の魅力とおすすめレシピをご紹介します。

梅干とは

もともとは薄い茶色をしています。赤シソと一緒に漬けたものは、赤く染まります。柔らかくてしっとりした大粒のものや、カリカリして固めの小粒のもの、ハチミツで甘くしたものなど、さまざまな種類があります。以前は、各家庭で漬けていましたが、今では店舗で買うことが多くなりました。特に、和歌山県の「南高梅(なんこううめ・なんこうばい)」はブランドとして人気があります。

本来は、長期保存できるように、塩分が20%以上あります。しかし最近では、減塩のものや、食べやすいものが人気です。塩分が低いものは賞味期限が短く、注意が必要です。

梅干の種類

  • 梅漬
    梅を塩漬けしたもの。カリカリとした食感がある。
  • 梅干
    梅漬を干したもの。非常にすっぱくて、同時にしょっぱい。
  • 調味梅漬
    梅漬を干さずに、味をととのえたもの。食べやすいが、賞味期限が短い。
  • 調味梅干
    梅干の味をととのえたもの。食べやすいが、賞味期限が短い。

現在では、スーパーやコンビニなどで見かけるほとんどの商品が、調味梅漬や調味梅干に該当します。梅漬や梅干を、水にさらすなどして塩抜きし、ハチミツやダシ、カツオや昆布などで味をととのえています。

梅干をさらに乾燥させてから、甘味を加えた「干し梅」や、青梅をカルシウムなどが含まれた調味液などに漬け込んで作った「カリカリ梅」などもあります。

1日1粒で医者いらず

梅干は、保存食というだけではなく、昔から「一日一粒で医者いらず」といわれる健康食品でもあります。

食欲がない!足腰が弱ってきた!

梅干がすっぱいのは、クエン酸とリンゴ酸が入っているためです。すっぱいので、酸性食品と勘違いされますが、アルカリ性食品です。酸性食品に偏った食事をしている場合は、食事のバランスをとるために、取り入れてみてください。

クエン酸は、唾液の分泌を促して食欲を増進させたり、胃や腸の働きを促し、消化吸収の効率を高めたりします。また、カルシウムの吸収を助けるので、チーズや青魚などカルシウムを含む食材と一緒に食べるのがオススメです。疲れの原因となる乳酸を抑える働きもあります。

若々しく

梅に含まれるポリフェノールやビタミンEには、血管や肌の細胞の老化を防いでくれます。インフルエンザの予防などでも注目されています。

1日1粒

どんなにカラダによい食品でも、食べすぎには注意が必要です。伝統的な製法で作られた梅干には、20%以上の塩分が含まれています。1日1粒を目安にしましょう。
https://fooddb.mext.go.jp/index.pl

梅干の食べ方・おすすめレシピ

梅干はそのまま食べたり、切り刻んで食べたりします。お弁当のご飯にのせたり、おにぎりやお茶漬けの具にしたり、特にご飯とよくあいます。

種を取り除いたものは「梅肉(ばいにく)」と呼ばれます。ペースト状にして調味料のように使ったりします。チューブに入ったペースト状の商品を、スーパーやコンビニで購入することができます。

ご飯や麺

ご飯だけでなく、パスタやうどんなど、麺類と一緒に食べるのもオススメです。夏、食欲がないときでも、さっぱりと食べやすくなります。

サラダや和え物

梅干は野菜や豆腐などともよくあいます!ペースト状のものを、そのまま豆腐にのせたり、きゅうりとあえたりするだけで、おかずになります。梅肉で作ったドレッシングをサラダにかけるのもオススメです。

肉・魚

梅干に含まれるクエン酸には、臭みを抑える効果があり、青魚などの調理によく使われます。茹でた肉や魚と一緒に和える、一緒に炒める、中に包み込んで揚げ物にするなど、さまざまなレシピに応用できます。


TOP