無料もしくは格安で日本語をネイティブスピーカーから習う方法

2019-07-28 その他

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日本で仕事をするためには、日本語が必要になる場面が多くなります。しかし日本語学校や大学に通って勉強すると学費がたくさんかかってしまいます。また既に働いている方は、仕事と学校の両立が大変です。

今回は、無料や少額で日本語を教えてくれるボランティアグループについて、ご紹介します。なかには、日本文化体験をさせてくれるグループがあり、四季折々の日本文化と日本語に、楽しくふれることもできるので、チェックしてみてください。

ボランティアから日本語を習うメリット・デメリット

メリット

  • 無料もしくは1回数百円程度でレッスンを受けられる
  • マンツーマンで教えてくれるグループもある
  • ネイティブスピーカーから教わることができる
  • 地元の人と交流ができる
  • 常時、新しい生徒を募集しているグループがたくさんある
  • 日本語学校を退職してボランティアしている先生がいるグループもある

デメリット

  • あくまでボランティアなので、詳しい解答が得られないこともある
  • 人と話すのが好きで、説明が長過ぎる先生もいる
  • 東京アクセントで話しているつもりで、方言で話している先生もいる

解決できなかった質問は、オンライン日本語レッスンなどを利用してプロの先生に尋ねましょう。外国語の勉強は長い時間がかかるものです。スケジュールや金銭的に日本語学校に通うのが難しい場合は、こういったボランティアの教室を利用してみましょう。

どんな方法で教えてもらえるの?

費用

1回あたり無料〜数百円程度のグループが多いです。学校に通うように、レッスン料が何十万もかかることはありません。レッスンの度に払う場合もありますし、最初に一括で払う場合もあります。

教材

教科書のコピーやオリジナルのプリントを用意してくれるところもありますし、漫画を使ってレッスンしてくれるところもあります。よく使われている教科書は「げんき」、「みんなの日本語」、「まるごと」などです。日常会話ができるようになることを目標としています。

先生

地元のボランティアが教えてくれます。地域によって年齢層はバラバラで、大学生が教えてくれるところもあれば、年配の方が教えてくれるところもあります。日本語学校で働いた経験のある先生が、趣味でボランティアをしていることもあります。

レッスン内容

グループによって異なります。教科書を使ってグループレッスンするところもあれば、ボランティアの先生とマンツーマンで会話の練習をするところもあります。子供にはゲームを使って教えてくれたりします。

場所

一般的に、公民館、国際交流センター、地元の学校やカフェなどで行われます。

期間

1回から数ヶ月単位と、グループによって異なります。短期滞在の方が参加できる場合もあります。

日本の文化体験ができるグループも

日本語だけではなく文化体験をさせてくれるグループもあります。春にはみんなでお花見に行ったり、夏には浴衣を着せてくれたり、冬休みの時期はお餅をついたりすることもあります。ボランティア達が日本の文化を説明してくれますから、参加するにあたって予備知識は必要ありません。友達を増やすチャンスにもなりますし、日本語を使う練習にもなります。

日本語を教えてくれるボランティアグループ


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