日本食「蕎麦」と「うどん」の違い

2019-07-06 その他
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日本でよく食べられている麺類に「蕎麦(そば)」と「うどん」があります。街には蕎麦屋やうどん屋があり、コンビニやスーパーでは、すぐに食べられる惣菜、生麺、長期保存用の乾麺、お湯を入れるだけで完成するカップ麺などを購入することができます。

今回は、蕎麦とうどんについて解説します。

蕎麦

「ソバという植物の種子(ソバの実)」を砕いて粉状にした蕎麦粉(そばこ)から作る麺です。黒っぽい色や茶色の細長い形状をしています。焼きそばやラーメンに使用する麺を「中華そば(ちゅうかそば)」と呼ぶのに対し、「日本蕎麦(にほんそば)」と呼ぶこともあります。

蕎麦の食べ方

蕎麦は、茹でて冷水で締めて(洗って)食べます。そのまま、冷たい「つゆ」をつけながら食べる「もり蕎麦」。ざるに盛り、刻み海苔をかけたものを「ざる蕎麦」。蕎麦を改めて温め、熱いつゆに入れたものを「かけ蕎麦」と呼びます。いずれも、そのまま薬味を添えて食べます。具を添えて食べることもあります。

蕎麦の具

天ぷら、卵、山芋のすりおろしなど、さまざまな食材があいます。油揚げが具となるものを「きつね」、天かすが具となるものを「たぬき」、鴨肉とネギが具となるものを「鴨南蛮」と呼ぶなど、独特の呼び方をするものもあります。

蕎麦の種類

原料の蕎麦粉、つなぎの小麦粉との割合、打ち方などによって、さまざまな種類があります。代表的なものを紹介してみましょう。

更科蕎麦(さらしなそば)

胚乳(はいにゅう)の中心部を使って作った蕎麦です。白く、ほのかな甘みがあります。

十割蕎麦(じゅうわりそば)

つなぎを使わず、100パーセント蕎麦粉だけで作った蕎麦です。ザラリとした舌ざわりとモチモチした食感、蕎麦本来の風味を味わうことができます。

二八蕎麦(にはちそば)

蕎麦粉8、小麦粉2の割合で混ぜて作った蕎麦です。しなやかでコシがあり、つるりと滑らかなのど越しを味わうことができます。

茶蕎麦(ちゃそば)

蕎麦粉に抹茶を練りこんで作った蕎麦です。抹茶色で美しく、蕎麦寿司など、おもてなし料理にすることもあります。

うどん

小麦粉と塩、水を練り上げて作る麺です。白く、蕎麦よりも太く、食べ応えがあります。

うどんの食べ方

うどんも、茹でて冷水で締めて、食べます。そのまま、冷たい「つゆ」をつけながら食べる「ざるうどん」。うどんを改めて温め、熱いつゆに入れたものを「かけうどん」と呼びます。いずれも、そのまま薬味を添えて食べます。具を添えて食べることもあります。

茹でた後、冷水で締めずに、つゆや醤油をかけて食べるものは「釜揚げうどん」と呼びます。さらに、つゆや具材で煮込む「煮込みうどん(鍋焼きうどん)」。具材と一緒に炒める「焼うどん」など、さまざまな調理方法があります。

うどんの具

うどんにも、さまざまな食材があいます。油揚げを「きつね」、天かすを「たぬき」と呼ぶのも同様です。具に餅を使った「力うどん」、だしにカレー粉をいれた「カレーうどん」も人気です。

うどんの種類

うどんには、地域独自の麺・具材・食べ方があります。これを「ご当地うどん(ごとうちうどん)」と呼びます。特に有名なご当地うどんをご紹介しておきましょう。旅先ではもちろん、都市部でも郷土料理の店などで食べることができるので、ぜひさまざまなご当地うどんを試してみてくださいね。

香川の讃岐うどん(さぬきうどん)

香川県は、うどんの消費量が全国でもっとも多く「うどん県」とも呼ばれます。讃岐うどんは「コシが強い(弾力がある)」のが特徴です。非常に人気が高く、全国的に広まっています。

愛知のきしめん

少し幅広く、薄いのが特徴です。八丁味噌(はっちょうみそ)で煮込んだ「味噌煮込みきしめん」も人気があります。

山梨のほうとう、群馬のおっきりこみ

きしめんよりも、さらに薄く、さらに幅が広いのが特徴です。また、うどんやきしめんと異なり、塩を加えずに作ります。


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