100円回転寿司店の比較【くら寿司/スシロー/かっぱ寿司】
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日本には1皿100円で回転寿司(かいてんずし)が食べられるチェーン店がたくさんあります。代表的な100円回転寿司のチェーン店としては、くら寿司・スシロー・かっぱ寿司が有名です。今回は、その3つのチェーンを比較してみましょう。
コンテンツ
100円で食べられるメニュー数の比較
「100円回転寿司」といっても、すべてのメニューが1皿100円で食べられるわけではありません。100円で食べられるメニューが豊富ですが、例えば大トロ(おおとろ)や蟹などは、100円以上で提供されることが多い傾向にあります。100円で食べられるメニューの数を比べてみましょう。
- くら寿司:111品
- スシロー:8品
- かっぱ寿司:91品
くら寿司が最も多い結果になりました。安い値段でたくさんの種類の寿司を楽しみたい方は参考にしてみてください。
*2019年6月末時点、デザート・ドリンクなどのメニュー含む、季節限定メニューを除く
国内店舗数の比較
100円回転寿司の店舗数は年々増加しています。次は、国内の店舗数を比べてみましょう。
- くら寿司:434店舗
- スシロー:521店舗
- かっぱ寿司:327店舗
スシローが最も多い結果になりました。店舗数は、チェーン店ごとに展開している地域が異なります。自分の住んでいる地域に、どんな店舗があるのか確認してみましょう。
*2019年6月末時点
3つのチェーンの特徴
くら寿司
くら寿司は、食の安心・安全・楽しさを求めて挑戦を続けるチェーン店です。回っている寿司には「鮮度くん」と呼ばれるオリジナルのカバーがかけられていて、ウィルスやホコリから守っています。このカバーによって、ネタの鮮度も守られます。また寿司以外のサイドメニューが充実しているのも特徴です。天丼(てんどん)やうな丼、ハンバーガーなど、さまざまなメニューが提供されています。100円で食べられるメニューの数が多いので、「いろいろなメニューを楽しみたい」という人におすすめです。事前に、WEBや専用アプリで席を予約することができます。
http://www.kura-corpo.co.jp/
スシロー
スシローは、一軒の寿司屋からスタートしたチェーン店です。寿司職人が魚をきびしく見極め、鮮度にとことんこだわったネタを仕入れています。また、寿司屋の基本を大切にし、米・わさび・お茶・醤油まで、こだわりを追求しています。また、握りたての寿司を提供するために、寿司皿にICチップを取り付け、1皿ごとに商品管理しています。レーンを350m以上回った寿司は「新鮮ではない」と判断され、自動で廃棄される仕組みです。「新鮮でおいしい寿司が食べたい」という人におすすめです。専用アプリで席の予約や、持ち帰りの注文をすることができます。
https://www.akindo-sushiro.co.jp/
かっぱ寿司
かっぱ寿司は創業当初、ベルトコンベアではなく、水路に水を流し、寿司皿を回していました。それが河童(かっぱ)の頭の皿に見えたことが店名の由来です。乗り物を模した特急レーンを最初に導入するなど、子供など幅広い人気があります。また、WEB予約限定で「食べホー(食べ放題)」を楽しむことができます。選べるメニューの数によって、3つのコースが用意されています。店舗によって選べるコースや予約の締切時間が異なるので、注意しましょう。WEBや専用アプリで席の予約や、持ち帰りの注文をすることができます。(事前に予約しないと、食べ放題は注文できません。)
https://www.kappasushi.jp/