海外から熱い視線?!安くておいしい日本の駄菓子
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安くておいしい日本のお菓子は、今や海外で大人気!
あなたは日本のお菓子が好きですか?駄菓子を食べたことはありますか?
日本のお菓子は種類が豊富で、味のパターンも多彩です。伝統的なお菓子や高級なお菓子、普通に購入できるものでも、地域限定や期間限定などバリエーションに富んでいます。今回はその中でも、根強い人気を誇る『駄菓子』に注目してみたいと思います。
駄菓子ってどんなお菓子?どこで買えるの?
アニメやコミックで見たことないですか?日本の「駄菓子屋」
日本では、主に子ども向けに作られた安価なお菓子を「駄菓子」といいます。
小さい個包装の食べきりサイズのものが主流で、1個10円~40円前後と、とにかく安く、幼い子供のお小遣いでも買えるのが特徴です。当たり付きや、シールやカードのオマケ付きなど、楽しい仕掛けがあるものもあります。
昭和の頃の日本には、どこの町にも駄菓子を売る駄菓子屋がありました。店内は壁も柱も店先も、色とりどりのバラエティにとんだ駄菓子があふれ、ジュースやアイス、ちょっとしたおもちゃなども売っていて、ガチャガチャやゲーム、クジ引きも楽しめる、幼い子どもたちの溜まり場でした。数年前から「だがしかし」というアニメの舞台にもなっていますし、昭和が舞台となっているさまざまなアニメやコミックにも駄菓子屋が登場するので、もしかしたら見たことがあるかもしれません。
しかし平成に入ると、駄菓子屋は次々に姿を消していきます。一部、懐古趣味のもとに再現された駄菓子屋を、ショッピングモールなどで見かけることがありますが、昔ながらの駄菓子屋を町で見かけることは少なくなりました。
今や駄菓子を、コンビニ、スーパー、ネットで買う時代
では駄菓子は、駄菓子屋とともに消えつつあるのでしょうか。いえいえ。いまだ駄菓子は根強い人気を保っています。最近では、安くておいしいお菓子として、日本だけではなく海外までファン層を広げつつあるようです。
昔ながらの駄菓子屋はもちろん、コンビニエンスストアやスーパー、ドラッグストアのお菓子売り場で購入することができます。
またAmazonや楽天といったインターネット通販でも駄菓子は大人気。子供のためだけでなく、大人用のお菓子・おつまみとして、詰め合わせや大入り袋を大人買いする人が増えています。
駄菓子の代表選手を勝手に選抜してみた
駄菓子について語りだすと、年齢や住んでいた地域ごとに人気商品が大きく違うことに驚きます。ひとりひとり、強いこだわりを持ってしまうのも、駄菓子の特徴と言えるかもしれません。そこで今回は、私たちが思う全国レベルの代表選手を選抜してみました。
もし食べたことがなければ、ぜひ試してみてくださいね!
【スナック部門】うまい棒、キャベツ太郎
ベビースターラーメンも捨てがたいのですが、やはり駄菓子の王様といえば「うまい棒」。特にコーンポタージュ味は殿堂入り。さまざまな味があるので、お気に入りを見つけるのも楽しい。
そこに真っ向勝負をかけるのが、ソースの風味と軽い食感が決め手の「キャベツ太郎」。
「うまい棒 vs キャベツ太郎 どっちが好きか論争」は終わることを知りません。
【チョコ部門】ブラックサンダー
チロルチョコも捨てがたいのですが、体操の内村航平選手が「好き」と公言したことから、人気に歯止めがかけられなくなった「ブラックサンダー」。海外でも人気が高い様子。
チョコ部門では飛びぬけていると思われます。
【珍味部門】ビッグカツ、よっちゃんイカ
魚のすり身やイカで作った「珍味」は、お酒のおつまみとしても大人気。辛いものや酸っぱいもの、さまざまなパターンがあります。当部門は競合が多すぎるので、2商品選抜したものの、最強とは言えないかもしれません。
【昔ながら部門】きなこ棒
この部門も、人気が分かれるところですが、ネット通販で根強い人気の「きなこ棒」を選抜。とはいえ、このメーカーでなければ…というこだわりもありません。家庭で作る人もいるので、レシピもネットで簡単に見つけることができるでしょう。
あなたのお気に入りを教えてください。
いかがでしたか?食べたことがある駄菓子、あなたのお気に入りの駄菓子はありましたか?もしかすると「母国でも売ってる!」という商品があったかもしれませんね。
私のお気に入りは、この駄菓子!
母国でも売ってるから、食べてたよ!
僕の国でも、同じようなお店やお菓子の文化があるんだよ。
といった感想があれば、ぜひ教えてくださいね。