【東京浅草】割引特典有!着付け体験レポート

2020-06-17 遊ぶ

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着物を着てみたいときに便利なのがレンタルを行っているお店です。着物の貸し出しだけでなく、着付け(きつけ:着物をきちんと着ること)やヘアアレンジもサービスに含まれます。今回は外国人対応が充実している、浅草「八重(やえ)」のサービスをご紹介します。

着付け体験の流れ

受付

八重は、浅草寺に近い7階建てのビルの中にあります。ビルに到着したら、まず6Fで受付を行います。記入を行う受付表は、日本語・英語・中国語の3ヶ国語に対応しています。体験に参加しない同伴者は、4Fの待合室で待機しましょう。

着物選び

受付が終わったら、靴を脱いで畳に上がり着物を選びます。デザインや色合い、サイズは豊富な種類をそろえ、さまざまな好みや体型に対応しています。女性用だけでなく、男性用・キッズ(男児・女児)用もあるため、家族で着付け体験も可能です。バッグと、冬場に欠かせないファーやショールも追加料金なしで貸出しています(和傘とお面の貸出しは別料金です)。

男性用着物・袴
男児用着物・袴
女児用着物
和傘とお面

着付け

好みの着物を選んだら、2Fで着付けを行います。スムーズに進めるために、着付け中は動かないようにしていることが重要です。

  1. 体型の補正
    着物の正式な着用方法は、洋服を脱いで肌着になることから始まります。女性はその後、タオルで体型の補正を行います。着物の美しさは「体のラインがストレート」になっていることが重要と考えられています。そのため、バストやヒップの段差をなくすようにタオルを巻いていくのです。この工程を踏まえるかどうかで、着物を着た後の印象が大きく変わります。
  2. 長襦袢(ながじゅばん)を着る
    着物用の下着です。うなじが見えるくらい襟元を後ろに引っ張ります。
  3. 腰ひもを締める
    着物は洋服と違ってボタンがありません。そのため、衣装がはだけないように、紐できつく締めることが重要です。慣れないきつさに戸惑うかもしれませんが、徐々に慣れるので安心してください。
  4. 着物を着る
    いよいよ着物を着ます。着付け師が着せてくれるときに、腕を少し後ろにまっすぐ伸ばすと、着崩れすることなく次の工程にスムーズに進むことができます。
  5. 腰ひもを締める
    再び腰ひもをきつく締めます。この工程はとても重要なため、多少苦しくても耐えましょう。
  6. 伊達締め(だてじめ)をして、おはしょりの長さを調節
    女性の着物は長いため、腰の部分で折り返して、伊達締め(幅の広いベルトのような下着)で押さえます。この折り返しの部分を「おはしょり」といいます。着付けが終わった後、帯の下からおはしょりが見えるのが正式なスタイルとなるので、帯の中に隠す必要はありません。
  7. 帯板(おびいた)を付けて、帯を巻く
    帯板(帯にしわが寄らないようにするための小物)を挟んで帯を巻きます。きつく巻いていくので、よろめかないように、足を肩幅くらいに開いておきましょう。
  8. 飾りひもで帯の上にお花を作る
    着物をさらに美しく見せるために、細いひもで花を作ります。着付け師の技が光ります。

ヘアアレンジ

好みのヘアスタイルを選びます。コテを使った巻き髪なども、追加料金なしで対応してくれます。髪飾りやかんざしなどを選んで完了です。髪飾りはほとんどがスタッフの手作りです。ムスリムの女性に対応した、ヒジャブに留めるタイプの髪飾りもありました。

草履(ぞうり)を選ぶ

草履もさまざまなサイズに対応しています。ご自身の足の大きさにあったものを選んでください。

着付けの体験後は、浅草観光

着付けが完了した後は、浅草観光を楽しみましょう。八重では、セットプランの中にカメラマンによる写真撮影も含まれているため、浅草の景色を背景に着物姿の写真を撮ることもできます。また、人力車のサービスを追加できるオプションもあります。

外国人対応

八重には、日本語・英語・中国語(北京語・広東語)を話せるスタッフがいます。支払いもクレジットカードはもちろん、Alipay や We Chat Payなどの電子マネーにも対応しています。

店舗詳細

この記事を見て、お店に来店された方には500円引きでサービス!
ご予約時に「Living in JAPANを見た」とお申し出ください。

浅草 着物レンタル「八重」
住所:東京都台東区浅草1-16-2 Quatre Chic 6F
電話番号:03-6886-4256
営業時間:9:30~17:30
定休日:不定休
URL:https://yae-japan.com/


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