2019日本のおすすめ夏祭り
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夏といえばお祭り!日本各地で夏祭りが催され、大勢の人でにぎわいます。近場の神社や公園のお祭りもよいものですが、日本を代表するような大きなお祭りにも一度は行ってみたいもの。今回は、そんな夏祭りをご紹介します。
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【青森県】青森ねぶた祭(あおもりねぶたまつり)
歌舞伎などを題材にした巨大な灯籠(とうろう)「ねぶた」が有名で、毎年200万人もの観光客が訪れるお祭りです。七夕(たなばた)の灯篭流しが変形したのではないかと言われています。ねぶたは、針金に和紙を貼って作ります。現在の大きさは台車も含め、幅9m×奥行7m×高さ5m、重さは4トンもあります。「酒またはろうそくを、いっぱい出せ」という意味の「ラッセラー」という掛け声が続き、笛や太鼓がお囃子(おはやし)を奏でる中、街を練り歩きます。音も光も、とてもにぎやかな夏祭りです。
日程: 8月2日(金)~8月7日(水)
場所: JR青森駅周辺
https://www.nebuta.or.jp/
【東京都】深川八幡祭(ふかがわはちまんまつり)
江戸三大祭りのひとつにも数えられている歴史あるお祭りです。沿道の観衆が、神輿の担ぎ手に、清めの水を威勢よく浴びせることから「水かけまつり」とも呼ばれます。富岡八幡宮の祭礼で、3年に1度、催される「本祭り」では、大小さまざまな迫力ある神輿が勢揃いします。来年が本祭りにあたるので、今年は本祭りの前年に行われる「蔭祭り」が行われます。深川の子どもたちが主役のお祭りです。
日程:8月11日(日)~8月15日(木)
場所:富岡八幡宮(とみおかはちまんぐう)
http://www.baynet.ne.jp/fukagawamatsuri/
【京都府】祇園祭(ぎおんまつり)
日本三大祭りのひとつであり、7月1日から1ヶ月にわたって開催される長いお祭りです。八坂神社(やさかじんじゃ)の祭礼で、平安時代から1,000年以上続いています。祇園祭の見所は、神様の通る道を作る山鉾(やまぼこ)山鉾巡行です。「京都祇園祭の山鉾行事」の名でユネスコ無形文化遺産にも登録されています。 山鉾巡行は、前祭(さきまつり)と後祭(あとまつり)の2回に分けて行われます。特に、7月14日~16日の前祭「宵々山(よいよいやま)・宵山(よいやま)」、7月17日の前祭山鉾巡行、神輿渡御(みこしとぎょ)・神幸祭(しんこうさい)は、華やかで、祭りも最高潮になります。
日程:7月1日(月)~7月31日(水)
場所:八坂神社(やさかじんじゃ)
https://kyoto-design.jp/special/gionmatsuri/schedule
【大阪府】天神祭(てんじんまつり)
日本三大祭りのひとつといわれ、毎年130万人もの観客が訪れるお祭りです。市内の繁栄ぶりを神様に見ていただき、さらなる繁栄を祈願するために、陸を巡る「陸渡御(りくとぎょ)」、海を渡る「船渡御(ふなとぎょ)」は見所満載!陸渡御は、絢爛優美な衣装を着た総勢3,000人もの大行列が、勇壮な太鼓を先頭に、お囃子や獅子舞、御神輿と続き、約3kmのコースを巡ります。船渡御は、約100隻、総勢10,000人が約7kmに渡り、華やかな水上パレードを披露します。船渡御に合わせて、大阪の夜空に打ち上げられる『天神祭奉納花火(てんじんまつりほうのうはなび)』は迫力満点です。
日程: 7月24日(水)、25日(木)
場所: 大阪天満宮(おおさかてんまんぐう)周辺
http://www.tenjinmatsuri.com/
【徳島県】阿波踊り(あわおどり)
約400年もの歴史を持つといわれ、120万人以上が集まる伝統的なお祭りです。1,000名を超える踊り子による、一糸乱れぬ「総おどり」は圧巻。今年は4つの有料演舞場において、日替わりで実施されます。無料の演舞場も3カ所あります。演舞場と演舞場を結ぶ「おどりロード」、観光客が踊りの手ほどきを受けたり、見物客が踊りの輪に加わったりする「おどり広場」などもあり、街中が阿波踊りに染まります。掛け声やお囃子(おはやし)に加え、三味線や太鼓、笛や太鼓など「鳴り物(なりもの)」のにぎやかさは、心も踊る体験になるでしょう。
日程: 8月12日(月)~15日(木)
場所: JR徳島駅周辺
https://www.awaodori.tokushima.jp/