布団(ふとん)のメリット・デメリット

2019-06-14 暮らす

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布団で寝たことがありますか?布団は寝具で、一般的に、体の上にかける掛布団(かけぶとん)と体の下に敷く敷布団(しきぶとん)のセットで利用されます。

今回は、布団とベッドの違いや、お手入れ方法などについてご紹介します。

布団とベッドの違い

布団:メリット

  • 使わない時は折りたたんで収納できるので、部屋が広く使える。
  • 高さがないので、落下の心配がない。
  • 干したり、丸洗いしたりすることができる。
  • 引越や模様替え、買い替えや廃棄がしやすい。

布団:デメリット

  • 寝起きする際、足腰に負担がかかりやすい。
  • 布団をたたんだり、敷いたりするのが面倒。
  • 床に近いので、寝ているときに、床面のほこりを吸い込みやすい。
  • カビがはえやすい

ベッド:メリット

  • 楽に寝起きできる。
  • たたんだり、敷いたりする手間がなく、すぐに使える。
  • 床から離れているので、寝ているときに、床面のほこりを吸い込みにくい。
  • カビがはえにくい

ベッド:デメリット

  • 部屋が狭くなる。
  • 高さがあるので、落下の危険がある。
  • ベッドの下はほこりが溜まりやすく、掃除が面倒。
  • 引越や模様替え、買い替えや廃棄がしにくい。

ふとんの使い方

一般的に、敷布団にはシーツをかけ、掛布団には布団カバーをかけて利用します。

寝るときは、敷布団を敷き、枕を置いて寝転がったら、掛布団をかけます。

起きたら、布団をたたみます。敷布団は、二つ折り、もしくは英字の「Z」のような形に三つ折りにします。掛布団は、四つ折りにします。
たたんだ布団は、下から、敷布団・掛布団・シーツや毛布・枕の順に重ね、押し入れやクローゼットなどに収納します。

ふとんのお手入れ

大人は一晩でコップ一杯の汗をかくと言われています。ふとんに湿気がたまると、寝心地が悪くなり、カビやダニが発生します。ふとんを清潔に保つためには、湿気対策が必要です。

毎日のお手入れ

布団を敷きっぱなしにすると、床と布団の間に湿気がたまったままになります。布団は毎日、たたんで、収納しましょう。収納場所がなく、部屋の隅などに置く場合は、寝ていた場所から離して置くようにします。寝室の空気を入れ替えることも重要です。

起きてすぐたたむと、湿気や熱がそのままこもってしまいます。可能であれば、起きた後、掛布団をめくった状態で、20分ぐらいおいてから、たたむようにしましょう。

毎日たたむのが難しい場合は、敷布団の下に敷く除湿シートや、すのこ型のマットを利用するとよいでしょう。

収納場所にも、すのこを敷いておくと湿気対策になります。毎日出し入れするものなので、キャスターがついたすのこも便利です。購入の際は、必ずサイズを確認しましょう。

定期的なお手入れ

晴れた日は、午前中に1~2時間、布団を干しましょう。途中で裏返し、表も裏もしっかり乾燥させてください。日焼けや花粉などから布団を守るため、布団カバーやシーツをつけたまま干します。干し終わったら外して、別途洗いましょう。専用の布団干し袋も販売されています。
布団を叩いてはいけません。そのまま取り込み、表面に掃除機をかけましょう。

天気や環境により、干せない場合は、布団乾燥機や布団クリーナーを利用するとよいでしょう。

特別なお手入れ

汚れが気になるときは、布団を洗いましょう。布団クリーニングに対応しているお店か、自宅まで集荷・配達してくれる宅配クリーニングを利用するとよいでしょう。「家庭の洗濯機やコインランドリーで丸洗いできる布団」も販売されています。

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