日本の大衆グルメ「ラーメン」種類とトッピング

2019-04-04 遊ぶ

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外国人が一番に思い浮かべる日本食といえば寿司でしょうが、最近人気急上昇なのがラーメンです。今や、ニューヨークやロンドンなど世界中にラーメンショップが進出しています。

今回は、ラーメンとは何か?どんな種類があるのかなどをご紹介しましょう。

中国生まれ、日本育ちのラーメンという日本食

日本には、うどんやそばなど、伝統的なスープヌードルがあります。ラーメンもスープヌードルですが、こちらは元々中国生まれ。中国人が日本に持ち込んだ中華麺料理が日本の食文化と融合して、独自の進化を遂げてラーメンという日本独特のスープ麺文化を形成。以来、日本の大衆グルメとして日本人の胃袋を満たしてきました。
そのラーメンが、今や日本人にだけでなく、海外にも進出。かつて日本食といえば、「寿司」でしたが、今や寿司を追い越す勢いで人気上昇中のラーメン。日本に住むなら、外国人の舌にも合い、安くて、満腹感が得られる日本が誇る大衆グルメ「ラーメン」をぜひ味わってほしいと思います。

独自の発展を遂げたラーメンの種類

日本のラーメンの分類には、様々な方法がありますが、ここではラーメンの味を大きく左右するスープの種類別にご紹介しましょう。いろいろ試して、自分好みの味を見つけてください。

こってり濃厚な豚骨ラーメン

九州の博多ラーメンに代表される豚の骨を煮出した濃厚なスープのラーメンです。長時間煮出すため、白濁したスープになります。こってりとした濃厚な味わいが外国人にも人気です。

永遠の定番、醤油ラーメン

出汁と醤油の絶妙のバランスが人気の醤油ベースのスープを使った醤油ラーメン。昔から日本人に愛されてきた日本のラーメンの代表的なスープです。魚介類やチキン、ポークなど出汁に使われるものは店によって異なり、同じ醤油スープでも味わいはバラエティに富んでいます。

ダシの味が決め手の塩ラーメン

出汁の味がストレートに味わえるのが塩ダレスープを使った塩ラーメンです。出汁には、魚介類を使ったものだけなく、鶏がらスープなど、それぞれの店の出汁へのこだわりが、味の違いになっています。

絶妙な旨味の味噌ラーメン

出汁と味噌を合わせた絶妙な味わいに根強いファンがいる味噌ラーメン。特に有名なのが北海道の札幌味噌ラーメン。味噌ラーメンの味の決め手は味噌ですが、お店によって使う味噌が異なり、様々な味わいをみせています。辛味を効かせたスパイシーな味噌ラーメンも人気です。

代表的ラーメンのトッピング

ラーメンを語る上で忘れてはならないのがラーメンのトッピング。外国の方には聞きなれない食材もあると思いますので、代表的なラーメンのトッピングをご紹介しましょう。

チャーシュー

代表的なラーメンのトッピングで、基本は味付けした豚肉の塊を焼いたものをハムのようにスライスしたものがのせられます。鶏肉のチャーシューもありお店ごとに個性が出るトッピングです。

メンマ

タケノコを塩漬けして発酵させたもの。シナチクと呼ばれることも。独特の歯ごたえがあり、日本のラーメンには欠かせないトッピングです。

ゆで玉子

ゆで玉子も人気の高いトッピングです。特に通称味玉と呼ばれる味付き卵は醤油ラーメンとの相性抜群。有料トッピングのこともありますが、ぜひ一度は味わってほしいトッピングです。

ネギ

主役ではないけれどないと寂しいのがネギ。こってりしたスープとも、あっさりしたスープとも相性の良い万能薬味です。

もやし

もやしとは、主に緑豆を暗い場所で発芽させたもの。味噌ラーメンや豚骨ラーメンなどこってりしたラーメンによく合います。

海苔

日本的なトッピングと言えるのが海苔。海苔とは、海藻を薄くペーパー状に乾燥させたもの。パリパリの状態をいただくか、スープに浸してから食べるかはお好みでどうぞ。

日本の大衆グルメ「ラーメン」をぜひ!

さて、肝心のラーメンの食べ方ですが、できればお箸とレンゲ(スプーンの一種)を使って食べたいものです。でも、どうしてもお箸だと麺がつかめないという場合は、恥ずかしがらずにお店の人にフォークをもらってくださいね。あとは、細かいことは気にせず、食べたいように食べましょう。
ただし、長い髪とメガネをかけている人はちょっと注意が必要です。
長い髪がスープに入らないように食べるのは難しいので、食べる前に髪をくくるなりしてまとめておくのがおすすめです。メガネは曇ってしまうので、外して食べたほうがいいかもしれません。

日本にはたくさんのラーメン屋さんがあり、それぞれが店の味を競っています。日本の大衆グルメ、ラーメンをぜひ、食べ比べてみてください。


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