【富士そば】立ち食い蕎麦の利用方法とおすすめメニュー
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立ち食い蕎麦は、そばやうどんなどを立ち食い形式で提供する飲食店です。安く短時間で食べることができる、日本の伝統的なファストフードでもあります。
数ある立ち食い蕎麦のなかでも、「名代 富士そば(なだい ふじそば)」は東京都内を中心に首都圏で展開する有名チェーン店です。一度は目にしたことがある方も多いでしょう。しかしお店のシステムが分からず、利用をためらった経験はないでしょうか?今回は、富士そばの利用方法をご紹介します。
コンテンツ
名代 富士そばとは
1966年に渋谷に1号店を出店(現在は閉店)。現在まで130店舗以上を展開しています。一部、閉店時間を設けている店もありますが、基本的に1号店オープンから24時間営業のスタイルは変わりません。「立ち食い蕎麦」ではありますが、多くの店舗が店内に椅子を設置し、座って食べることができるスタイルを提供しています。また、蕎麦だけでなくうどんやカレーライス、かつ丼などのご飯もの料理も用意しています。
一部の店舗では、従来の麺だけでなく「乱切り蕎麦」も提供されています。一般的な蕎麦は麺の太さが揃っていますが、乱切り蕎麦は、押し出し製麺機で太さの異なる麺を作ることができます。太さの異なる麺は食感の違いを生み出します。
乱切り蕎麦を提供する店舗
ホームページの「店舗のご案内」で確認できます。
https://fujisoba.co.jp/shop/
入店から退店までの流れ
食べたい料理を決めて食券を購入する
ショーウインドウのサンプルや、店内の券売機のそばにあるメニューで食べたいものを選びましょう。いずれも英語表記があります。注文する料理が決まるまでは、行列の原因とならないように、券売機から離れましょう。
富士そばでは、店外と店内の2箇所に券売機があります。注文する料理が決まったら、券売機にお金を入れ、「料理名」または「料理名の頭にある番号」が書かれているボタンを押しましょう。食券を受け取って、席を確保します。
同じ料理名でも、温かいものと冷たいものがある場合があります。券売機のボタンに書かれたメニューが「温かいか冷たいか」分からなければ、まずは食券を購入し、後で食券を渡す際に、希望する内容を伝えましょう。
カウンターで食券を渡す
厨房のカウンターで、店員に食券を渡します。そのとき、「蕎麦かうどんか」「温かいか冷たいか」希望する内容を伝えましょう。食券を渡したら、席に戻って料理ができあがるのを待ちます。店はセルフサービスなので、水は自分でコップに注ぎます。料理を待つ間に、水を取りに行きましょう。
食券について
通常時は、店員が食券をもぎって客に半券を渡し、料理ができると「半券に書かれた番号」で呼び上げます。しかし新型コロナウイルス対策として、現在は「料理名」で呼び上げる店舗もあります。
カウンターで料理を受け取る
料理ができたら、店員から「料理名または半券に書かれた番号」が呼ばれます。呼ばれたら、カウンターに行って料理を受け取りましょう。箸やれんげ(スプーンのような食器)などは、カウンターやテーブルに用意されています。
返却口へ食器を戻す
食べ終わったら、客が自分で食器を片づけます。「返却口」と書かれた場所に、トレーごと持って行きましょう。
人気メニュー
富士そばには、店舗限定や期間限定など、多くのメニューがあります。特に人気があるのは「肉富士そば(にくふじそば)」です。甘辛く味付けされた豚肉と半熟玉子、海苔、わかめ、ねぎがトッピングされた、食べごたえのあるメニューです。また、これから暑い時期に人気があるのは、「冷やし特撰富士そば」です。冷たい蕎麦に、甘辛く味付けされた油揚げとカニカマ、温泉卵、揚げ玉、わかめ、ねぎがトッピングされています。食欲が落ちる夏でも、しっかり食べられます。
店舗詳細
名代 富士そば
URL:https://fujisoba.co.jp/