礼儀正しく接するために知っておきたい!【お辞儀】の角度

2025-03-17 マナー
女性がお辞儀をしている/女性在鞠躬

日本の礼儀である「お辞儀(おじぎ)」。ビジネスシーンでも使うことが多いです。そんなお辞儀、実は場面によって角度が変わるのです! 正しい角度でお辞儀をしないと失礼になってしまうかもしれません。この記事でしっかり覚えましょう。

同僚に挨拶するときの【お辞儀】角度

同僚に「おはようございます」や「お疲れ様です」などと挨拶をするときにもお辞儀をします。その際も、角度に気を付けましょう。近い存在である同僚にお辞儀する際の角度は、「15°」と「45°」どちらが正しいと思いますか?

正解は「A:15°」

お辞儀の角度のポイントは、「誰に挨拶をするか」です。同僚には、上体を軽く傾ける「会釈(えしゃく)」をしましょう。

お客様に挨拶するときの【お辞儀】角度

ビジネスシーンでは、時に大事なお客様に挨拶する場面もあります。その際も、しっかりお辞儀をすることが大切です。失礼にならないよう、お辞儀の角度は「90°」と「30°」どちらにするべきでしょうか?

正解は「B:30°」

お客様には、会釈よりも少し深く頭を下げましょう。

謝罪するときの【お辞儀】角度

お客様と接しているとき、ミスをしてしまい、お客様を怒らせてしまいました。非常に焦ってしまうシーンですが、冷静になって、まずはきちんとお辞儀をして謝罪をしましょう。この際の角度は、「土下座(どげざ/床に座り、額を地につけるように頭を下げること)」か「45〜90°」どちらが適切でしょうか?

正解は「B:45〜90°」

日本には、「土下座」や「断髪(だんぱつ/髪を切る・丸刈りにすること)」などを最大の謝罪行為とした時代がありました。しかし、現在では滅多に行いません。

ビジネスシーンでは、あらゆる人に対して礼儀正しく接するために、正しい角度の「お辞儀」をするよう心掛けましょう。最初は難しくても、数をこなしていくうちに慣れて美しいお辞儀ができるようになります。会社の同僚たちと一緒に練習するのも良いでしょう。


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