何問解ける!?【履歴書クイズ】写真の撮り方や情報の書き方など<前篇>

2025-03-24 コラム , マナー , 働く
履歴書

就職活動の際に大事な「履歴書」。写真の撮り方や情報の書き方などに決まりがあります。履歴書で好印象を与えられるよう、きちんと書きましょう。今回は、そんな「履歴書」にまつわるクイズを出すので、挑戦してみてください!

【第1問】日付はいつの日付を書くべき?

履歴書で初めに書くことは、日付の欄。ここの日付は、いつの日付か、迷いやすいですよね。では、「履歴書を実際に書いた日」と「履歴書を提出する日」なら、どちらが正しいと思いますか?

正解は…「履歴書を提出する日」

履歴書の日付の欄には、実際に履歴書を提出する日付を書きます。郵送かメールなど状況によっても変わるので、以下のように覚えましょう。

✔郵送の場合:投函日
✔メールの場合:送信日
✔面接時の場合:面接日

日付は、西暦・和暦、どちらでもOK。ただ、履歴書の他の項目や職務経歴書と表記を統一しましょう。漢数字ではなく、算用数字で書くことが大切です。

【第2問】連絡先が現住所と同じ場合、もう一度同じ住所を書く?

履歴書には、「現住所」の下に「連絡先」の欄があります。現住所と連絡先が同じ場合、もう一度同じ住所を書くべきなのか、または違う何かを書くべきなのか、悩んでしまいますよね。さて、ここでクイズです!「もう一度同じ住所を書く」か「“同上”と書く」ならどちらが適切だと思いますか?

正解は…「“同上”と書く」

この欄は、連絡先住所と現住所が異なる場合のみ、書きます。連絡先住所と現住所が同じ場合は、同じ住所を再度書いたり、空欄のまま残したりしてはいけません。必ず、「同上(どうじょう)」と書きましょう。

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【第3問】写真の裏面は、何も書かないのが正しい?

紙の履歴書に写真を貼るとき、指定の位置からはみ出さないように慎重に貼ります。実は、もう1つ注意点があります。それは、写真の裏面です。ここには、「何も書かないべき」でしょうか、それとも「名前と撮影日を書くべき」でしょうか?

正解は…「名前と撮影日を書く」

万が一、履歴書から写真が剥がれた場合に備えて、写真の裏面には名前と撮影日を消えないペンで書きましょう。

【第4問】写真を撮る際に歯を見せて笑っていいの?

写真を撮るとき、緊張するものです。どういう表情で撮れば良いのか、迷うことも…。好印象を与えるため、表情には気を付けたいですが、「歯を見せて笑う」のは良いと思いますか? それともNG?

正解は…NG

歯を見せないように口は閉じたまま、両方の広角を上げるように微笑みましょう。また、不機嫌な表情は避けるべきです。

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【第5問】学歴・職歴の最後に書く「以上」は左または右寄せ?

学歴と職歴を書くとき、それぞれ分けて書きます。まずは「学歴」から書いて、1行空けてから「職歴」を書くのが流れです。その職歴まで書き終わったとき、次の行に「以上」と書くのですが、これは「左寄せ」と「右寄せ」、どちらにするべきでしょうか?

正解は…「右寄せ」

「以上」は、右寄せに書きます。間違いないように注意しましょう。

 【第6問】職歴の「退職理由」は詳しく書くべき?

職歴を書く際に悩むのが「退職理由」。なぜ、仕事を辞めたのか? その事情を詳しく書きたくなります。でも、そのように詳細な経緯を履歴書に記入するのは良いことなのでしょうか。

正解は…「良くない」

退職の詳細な経緯は書く必要がありません。自分から退職願を提出して辞めた場合は「一身上の都合により退職」、会社から解雇された場合は「会社都合により退職」と書きましょう。

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あなたは何問正解しましたか? 日本の履歴書には、いくつか細かいルールがあります。難しいですが、しっかり理解して、履歴書を作成していきましょう。この履歴書は、就職活動の「第一関門」とも言われます。内定を獲得するためにも、正しい履歴書を!


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