日本人との付き合いに欠かせないお辞儀とは?意味ややり方徹底解説

2018-12-21 マナー , 働く
Living in JAPAN JOBS
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日本人にとってお辞儀は毎日の生活で自然におこなっているものですが、お辞儀の習慣のない外国人の中には、いつどこでどんな風にすればいいのかわからないという人も多いようです。
お辞儀は、日本人社会おいては挨拶と同じくらい、人とのコミュニケーションに欠かせないもの。ここでは、日本人との付き合いには必須であるお辞儀について意味ややり方、どんなときにするのかなどを紹介していきます。

お辞儀って何?どんな意味があるの?

お辞儀とは、相手に向かって、腰を折り曲げ上半身を前に倒す動作のこと。
敬意や親愛の情、感謝、謝罪の気持ちを表しています。

急所である首を相手の前にさし出すような形をとることで、敵意がなく、相手を信用していることを示したのが始まりではないかと言われています。

「おはようございます」「いらっしゃいませ」といった挨拶や感謝や謝罪を表現する言葉を伴うのが一般的です。
相手が声も届かないくらい遠くにいる場合や、同伴者が言葉を述べる場合などでは、お辞儀だけをおこなうこともあります。
ただし、その逆に挨拶や感謝や謝罪の言葉だけでお辞儀をしないのは、失礼な態度だと思われかねませんので要注意です。

どんなときに、お辞儀をするの?

日本人にとってはお辞儀はすっかり生活の中に根付いていて、自分が1日に何回お辞儀しているかなど意識することはほとんどないことでしょう。
でも、数えてみると自分で思っている以上にお辞儀をしていることがわかるはずです。

日本人なら自然におこなっているお辞儀ですが、どんなときにお辞儀をするのかよくわらないという外国人の方のために、お辞儀をするシチュエーションをリストアップしてみました。

お辞儀をするシチュエーション

  • 出社時や退社時、同僚や上司に対して
  • お客様をお迎えするときとお見送りするとき
  • お客様のお宅やオフィスを訪問するときと退出するとき
  • 小中学校の授業が始まる前と後
  • 表彰状を受け取るとき
  • 家や個人の部屋、他人のオフィスに入るとき
  • 初対面での自己紹介のとき
  • 街中やレストランなどで知り合いにばったり会ったとき
  • 社会的に高い地位のある人(自分の師、市長、理事長、大臣)などの前に出るとき
  • 武道や球技の試合の前、相手に対して
  • 人前で話をするとき、話の前と後に聴衆に向かって
  • お願い事があるとき
  • 感謝の意を伝えたいとき
  • 謝罪するとき

学校や職場に通っている人なら1日に何回もお辞儀することになります。
飲食店やデパートなどで働いている人ならお客様を相手に1日中お辞儀して過ごすことになるでしょう。

日本式正しいお辞儀の方法

せっかくお辞儀をするのであれば、正しいお辞儀の仕方を覚えたいもの。
正しいお辞儀のやり方をまとめてみましたので参考にしてください。

正しく丁寧なお辞儀の仕方

  1. 相手の真正面でまっすぐに立つ
  2. 相手の目を見ながら、挨拶(あるいは感謝や謝罪)を述べる
  3. 頭から背中をまっすぐに保ったまま、腰を折って上体を前に倒す
    ※手の位置は、男性はズボンの横のラインに沿わせるように、女性は体の前で右手を下にして軽く重ねる
    ※1・2のカウントで頭を下げ、そのままの状態で一呼吸おき、3・4・5・6のカウントでゆっくりと頭を上げる
  4. 頭を上げたら再びまっすぐに立ち、相手の目を見る

なお、廊下などでお客様と遭遇したときは、まずは立ち止まりましょう。
歩きながらのお辞儀は失礼にあたります。
また、お辞儀は1回につき1回だけです。
ペコペコと何回も連続して頭を下げるのは相手に不快感を与え兼ねません

頭を下げる角度で違う3つのお辞儀の種類

さて、お辞儀についていろいろとお話ししてきましたが、実はお辞儀は頭を下げる角度によって3つの種類に分けられます。
最初はなかなか使い分けが難しいかもしれませんが、周りの日本人の動作を観察しながら、どんなときにどのくらいの角度でお辞儀をするのか感覚的に掴んでいきましょう。

角度15度の会釈

体を15度ほど前に倒したお辞儀。
3つの中ではもっとも軽いお辞儀となります。
自分の担当ではないが会社のお客様と目があったとき、人の前を通るようなとき、人とすれ違うときなどに使います。

角度30度の敬礼

上体の角度は30度、もっとも一般的なお辞儀といえるでしょう。
使用頻度はもっとも高く、お辞儀といえば、普通はこれを指します。

角度45〜90度の最敬礼

体を45度以上、ときには90度まで折り曲げておこなう深いお辞儀。
もっとも丁寧なお辞儀になります。
冠婚葬祭のときの挨拶や、最大限の感謝や深い謝罪の意を表現するのに使います。

お辞儀を使いこなして好感度をアップしよう

お辞儀は日本人のコミュニケーションにおいてはなくてはならないもの。
お辞儀を制するものは、日本人との人間関係を制するといっても過言ではないくらいです。
日本の社会は礼を重視する傾向にあります。
ぜひ、日本の文化であるお辞儀をマスターして、日本人との友好な人間関係づくりに役立ててくださいね。


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